国内大手のネット広告配信企業マイクロアド様。日本の企業では前例のないオフィスの中に原寸大の土俵を作るお手伝い。土俵を企画した背景には新規事業を増やしていきたいという会社の方向性や思いより視覚的にわかりやすく、また各事業を木札を使って番付を設けることで自分達や周りがどのくらい活躍が出来ているのかを社内で明確にできることから土俵にたどり着きました。実際に新規事業を任されたメンバーだけが土俵入りを許される。この中で日常の業務をすることで、常にメンバーからの緊張感や自分達のモチベーションを上げる効果などがうまれた。また売上に応じて、横綱や大関、関脇などに格付けする番付制度も取り入れ、業績が良ければ昇格、目標達成できなければ降格することもある気の抜けない場となり、自分達や周りがどのくらい活躍が出来ているのかを社内で明確にできる仕掛けとなりました。
CLIENT | 株式会社マイクロアド(土俵) |
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BUSINESS | アドプラットフォーム事業、データフォーム事業など |
AREA | 東京都渋谷区 |
FLOOR | 土俵サイズ(実寸大) |
STAFF | 国内185名/海外245名 |
PURPOSE | オフィスリニューアル |
PERIOD | 3ヶ月 |
SERVICE | 企画、設計、施工、アートディレクション、社内イベント補助 |
DESIGNER | 下田 倫史 |
約2年間に渡り続けてきた土俵の取り壊しイベントが行われました。取り壊すことになった理由としては、「新しいものを作ることは、過去のものを否定することによってしか為されない」という代表の渡辺氏の考え。まさしくベンチャースピリッツのこもった考えです。
そして今後、マイクロアドの戦いの場は社内ではなく、外部に広がるという新たな認識を作る「ものを作り、壊す」という文化を社員再認識する場となったそうです。実際に海外進出を果たし、さらなる成長を続ける企業。今後も新たな企画やチャレンジに期待したいです。