最先端の科学技術の情報発信や科学の交流のために2001年に開館した日本科学未来館。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科はこの未来館の中に研究施設を構え、5年先、10年先の人々の生活に役立つ研究を行っています。今回は、この研究施設のリニューアルのお手伝いをさせていただきました。未来館は、その特性上、多くの人が訪れる開かれた施設である為、セミナー、ミーティング、展示、グループワーク等の様々なシーンにフレキシブルに対応できる空間にする必要がありました。人々の生活に役立つ研究をしているためリビングを作るなどリアルな体験が出来る空間としました。またモノがあふれがちな研究施設ですが、敢えてオープンな収納とすることで、整理を促す意識的な効果を狙っています。居心地の良い空間を目指して色使いやちょっとしたアクセントを取り入れた結果、もともとの建物としてのポテンシャルの活きる広々とした空間にすることができました。
CLIENT | 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 |
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BUSINESS | 教育研究機関 |
AREA | 東京都江東区 |
FLOOR | 80坪 |
STAFF | 15名 |
PURPOSE | リニューアル |
PERIOD | 3ヶ月 |
SERVICE | PM業務、設計業務、内装工事、設備工事、什器・家具、造作工事 |
PM | 塩田 久樹 |
DESIGNER | 工藤 健太郎 |