NTTデータMSE様の横浜オフィスに引き続き、品川オフィスの移転プロジェクト。開発エンジニアのメンバーが多く在籍するオフィスということから、近未来感のあるオフィスをテーマにオフィスデザインをさせていただきました。
受付やワークスペースは木目や色を加えず、グレーのグラデーションカラーだけで意匠や家具のコーディネートをしています。素材の持つ特徴を活かしながら表情を少しずつ変え、単調にならずにそれぞれに変化をつける一工夫。
一転してリラックスしたコミュニケーションスペースとなるイノベーションルームにはナチュラル素材を中心に構成し、ウォールアートやインテリアスタイリングを取り入れることによって空間に動きを作りました。
各ゾーンでデザインを大きく変化させることで、働き方の切り替えができることや、使い方にもより効果をもたらす演出となりました。また、来訪者や採用者へも未来へつながる技術開発の企業メッセージを伝える環境となり、バランスの取れたオフィスデザインです。
CLIENT | 株式会社NTTデータMSE Shinagawa Office |
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BUSINESS | Iotサービス事業、プロダクトサービス事業、オートモーティブビジネス事業 |
AREA | 東京都品川区 |
FLOOR | 510坪 |
STAFF | 280名 |
PURPOSE | オフィス移転 |
PERIOD | 4ヶ月 |
SERVICE | オフィス移転業務全般 |
PM | 佐藤 誠吾 |
ARTIST | Toshiyuki Maeda |
ARTIST | 3sz(Misuzu Wakai) |
STYLING | Madoka Sakano |
ジャンクPCのマザーボードなどを中心に組み合わせた受付デザイン。図面の無い中で職人と設計者が現場でイメージしながら配置位置決めをして完成したものは、シンボリックなアート作品となりました。
木や色彩に頼らない空間なので、会議室のドアノブには単管を使い、ガラス壁には金網を加える。こうした少しずつの素材の組み合わせの積み重ねで全体としての演出が生まれます。
インテリアスタイリストのさかのまどかによって、空間が活きる雑貨や植栽をコーディネート。鉄パイプとの相性や空間とリンクさせたスタイリングによって、その場にオリジナルの空気感を与えます。窓際にはさまざまな種類の植栽を組み合わせたシンボルツリーが、目線を遮るのはもちろん社員の憩いの場としても使うことができます。
現代美術作家とペイントアーティストによるウォールアートのコラボ。緻密に描かれた飛行船とチョークペイントがベースのレタリングアート、それぞれが企業理念やイノベーションを創出させるメッセージになっています。見飽きることのない作品が日々の仕事にアイディアや刺激を与えるでしょう。