多種多様なアルミニウム製品の製造を行っている東洋アルミニウム様。複数拠点ありますが、今回は東京オフィスのご移転をお手伝いさせていただきました。
ワークスペースやワークラウンジは、働く社員の方々を第一に考えたオフィスデザインを計画。床のグラデーションカラーがアクセントになっているワークスペースには、働き方に合わせたスポットを随所に用意。窓面を中心に集中ブースやボックスソファなどを設置し、働くシーンに合わせて選択することでワークスタイルに変化を与えます。木を使用した温もりのあるワークラウンジには、インテリアスタイリングを取り入れました。打ち合わせやランチ、カフェカウンターでコーヒーブレイクなど自由な使い方で、社員同士の何気ないコミュニケーションを生み出します。
一転してエントランスから続く各ミーティングルームまわりはガラリと印象を変え、来訪者に信頼感を与える空間になっています。壁にはアルミニウムの素材を使用し、ブランディングや「会社の顔」としての意匠性にこだわりました。
CLIENT | 東洋アルミニウム株式会社 |
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BUSINESS | アルミニウム製品の製造 |
AREA | 東京都港区 |
FLOOR | 300坪 |
STAFF | 70名 |
PURPOSE | オフィス移転 |
PERIOD | 11ヶ月 |
SERVICE | オフィス移転業務全般 |
PM | 佐藤 誠吾 / 西 胤也 |
DESIGNER | 打波 利佳子 |
STYLING | Madoka Sakano |
GREEN | Tomotsugu Nakamura |
コーポレートカラーをベンジャミンムーアで塗装した壁。そこから床までが、一続きに繋がったデザインです。エントランスからミーティングルームまで伸びる途切れないデザインが、企業メッセージを代弁しているかのようです。
ミーティングルームのガラスに、フォグラスシートで斜めのラインをデザイン。完全に中の様子を見えなくするのではなく、ラインの間に入れたちょっとした”隙間”や上下に動きを付けることで、中の雰囲気が伝わってきます。計算されたライン間隔で圧迫感を与えることなく、空間全体に抜け感を演出しました。