企業と社員が求めるオフィスは一見、求めるニーズが違うように見えますが、この方向性を合致させることがポイントとなります。合致させることで、良い働き方を生むオフィスとなります。
オフィスのレイアウトは、社員のモチベーションにも関わります。
本当に社員の一人ひとりが働きやすいオフィスにするためには、体制や部署などの連携がしやすく、対話しやすいレイアウトや、会社の運営や業務が効率的に行えるレイアウトにしなければいけません。
今までのオフィスでの働き方を検証し問題点を挙げることで、現状を把握しましょう。
デスクの配置方法も様々な種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また、スペースの配分と割当も重要です。
一人あたりの業務スペースを算出し、通路の可動領域も確保しましょう。
オフィスのレイアウト変更はそう頻繁に行えるものではないので、業務効率が確実に上がるオフィスデザインのノウハウを持つデザイン事務所や設計事務所、またトータルにコンサルティングを行っている会社に依頼することが大切です。
業務効率を上げるオフィスレイアウトを実現している企業は少ないのが現状なので、現時点でのオフィスのレイアウトをもう一度見直すと、業務効率向上のヒントが見つかるかも知れません。
企業が求めるオフィスとは、その企業が抱えている課題、問題を解決できるオフィスです。
また、社員が求めるオフィスとは、業務モチベーションを上げることができる、あるいは社員同士での協働がスムーズになるといった、働きやすさへの配慮がある環境ではないでしょうか。
企業と社員が求めるオフィスは一見、求めるニーズが違うように見えますが、この方向性を合致させることがポイントで、より良い働き方のできる生産的なオフィスとなります。
では、「良い働き方」とは一体何なのでしょうか。
まずは、働きやすいオフィスとは何か、というポイントを整理しましょう。
企業における課題は常に変化するので、その変化を常に正確に把握することです。
さらに、経営のビジョンと現状の差を洗い出し、改善するために分析するといった見直しが重要です。
オフィスの課題の分析および改善は、ノウハウを持つ専門家の助言が新たな発見をもたらすこともあるので、上手に活用してください。