日本の中でも有数の繁華街と言われており、東京ではラグジュアリーな街として知られています。東京だけでなく、日本各所に
「○○銀座」という名前があるほど、ブランドのようになっている銀座。高級なお店ばかりが立ち並んでいるようなイメージがありますが、ひとつ路地を入ると懐かしさを覚える通りや、優しい佇まいのカフェがたくさん立ち並びます。
柔らかな光を纏った縦長の看板と木の軋む音が響きそうな、そんなお店。たっぷりひげを蓄えた優しげなオーナーが美味しいコーヒーを淹れてくれて、それを美人とも可愛らしいともとれるようなウェイターさんが運んできてくれそうな、そんな想像をかきたてられるような看板、佇まいです。
2つ通りを入ると、カフェの併設されたレンタルオフィスが。オレンジの白熱灯が雰囲気を出していて、たまたま置かれたであろう自転車も、映画のワンカットのように絶妙な位置駐車されていました。外からちょっと除いてみると、木の柔らかい質感が感じ取れる壁、白を基調とした洗練されたデザインの家具。心なしかコーヒーを飲んでいる女性もいい雰囲気。Macを広げつつ、少し分厚い本を涼し気な雰囲気で読んでみたくなる、そんな空間。
赤レンガに緑の光の店名、手書きの黒板という、ザ・喫茶店。ただ、黒板に書かれたデザインはお見事で、職人技レベル。ドアも濃い焦げ茶色のやや重厚な引き戸がまたいい雰囲気を出しています。
実はこちら、歌舞伎座の表ではなく裏から撮影しました。お城のような和風な雰囲気と、ライトアップが豫園のような雰囲気もあり、和と中の絶妙なハーモニーになっています。皆さんも是非銀座の裏通りを探索してみてはいかがでしょうか。