床・フロアのデザイン・レイアウト事例

オフィスデザインをする上でとても重要なポイントが床のデザインです。最近ではオフィスデザインの際にフローリングを導入する企業が増えてきました。オフィスで一日を過ごすことが多くなってきているのでしょうか。会議室やリフレッシュスペース・受付など、共有施設にナチュラルな素材を取り入れられるケースが多くなっています。床が変わると見た目の視覚もそうですが、踏み心地などの感覚が気分を変化させてくれます。フローリングに限らず、多くの商業施設用の床材も市場に出てくるようになり選択肢が増えてきました。WORK KITでも多くの床材を利用してオフィスデザインをしておりますので、いくつか事例をご紹介させて頂きます。

  • 株式会社ユニマットリック床・フロア
    株式会社ユニマットリック床・フロア

    庭をイメージした床面で空間にアクセントを

    色と大きさの違う塩ビタイルを、リズミカルに貼り分けた床面は、庭を通り抜けるような気分を味わえる仕上がりに。テラコッタ調であたたかみのある質感が空間のアクセントになっています。

  • 株式会社アトラエ vol.3床・フロア
    株式会社アトラエ vol.3床・フロア

    質感の違いがポイント

    社内外で多く活用されているワークラウンジ部分はモルタル薄塗り、スロープ部分は無垢フローリングで変化をつけました。段差の先にあるセミナールームには、ノスタルジックカラーが味わいと現代的なインダストリアルデザインの仕上がりになる「FSVENECIA」を使用。それぞれ異なる床材の質感がポイントになっています。

  • ダノンジャパン株式会社床・フロア

    機能とデザイン性に優れた床材

    ここではワックス不要の耐久性に優れた抗菌仕様のある床材を使用。継ぎ目なく施工できる特性があるので、水漏れなどが気になる研究室や衛生面に配慮した医療機関で使われることもあります。一般的な床であるOAフロアには直接貼れませんが、プリントではないので同じ柄がなく自然素材の鉱山をモチーフにしたデザインが意匠性を高めてくれます。

  • ダイアモンドヘッド株式会社 Sapporo Office床・フロア
    ダイアモンドヘッド株式会社 Sapporo Office床・フロア

    オフィスに芝生?

    オンとオフを自由に切り替えられるように、リフレッシュスペースの床の一部に人工芝を取り入れました。窓際のテーブル下には足を入れられるので、景色を楽しみながら作業ができるのも嬉しいポイント。作業に煮詰まったときは、この人工芝の上で寝転がれば、なにかアイデアが閃くかもしれませんね。

  • 日本電信電話株式会社 横須賀研究開発センタ床・フロア
    日本電信電話株式会社 横須賀研究開発センタ床・フロア
    日本電信電話株式会社 横須賀研究開発センタ床・フロア

    働く環境に合わせて床からデザインする

    高い品質とサスティナブルで評価されているカーペットのトップブランドである「Shaw Contract」。ここではフリースペースとライブラリー周辺に取り入れました。Shaw Contractは多種多様なパターン、色、素材など、そして施工方法に至るまで組み合わせ次第で、全く異なる表情を生み出します。フリースペースではオフィス全体が明るくなるように、一方のライブラリーは一人ひとりが集中できる環境になるように、それぞれの使用シーンに合わせて床から変化をつけました。

  • 株式会社日本エスコン床・フロア

    高級感をつくるヘリンボーン張り

    フローリングを直線的ではなく、ヘリンボーン張りすることで空間に動きをつくり高級感を演出することができました。直線的に貼っていくよりは材料を多く取る必要があるので、少し割高になりますが、仕上がった時の床の存在感は空間演出に大きな影響を与えてくれます。

  • 株式会社ホールマン床・フロア

    モルタル仕上げで空間をクールに演出

    オフィスデザインでもモルタル仕上げが増えてきました。空間がとてもクールになります。入居した際にOAフロアーの場合はOA床を外して下地を入れるなど手間のかかる仕上げなんです。ビルの微妙な揺れなどで反応してひび割れすることも。劣化等によるひび割れの気になる方は避けたほうが良いかも知れません。もちろんメンテナンスはできますが、ひび割れも風合いのひとつです。


  • 株式会社KLab床・フロア

    カーペットで様々な表現をする。

    タイルカーペットに印刷した例です。印刷したカーペットでオフィス内に道路をつくり単調になりがちなオフィス空間に活気や動きをつくりました。また印刷までしなくても同系色の色を織り交ぜることで遊びをつくることができます。毎日を過ごすのが楽しくなるような空間です。人工素材だからこそできる空間演出の仕方です。

  • 株式会社アトラエ床・フロア

    素地を活かした床

    オフィスビルの躯体部分となる床に研磨をかけてオイルコーティングをして仕上げた床です。塗装などで手を加えずに本来の荒々しい素材感を出しています。街の裏手にあるBARやカフェのような雰囲気となりました。

  • 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科床・フロア

    人工の木目タイルでもリアルです

    木目の塩ビタイルを斜め張りさせて頂きました。最近の塩ビタイルは種類も豊富で、凹凸のある素材も多く、一眼では無垢材との見分けが難しくなってきました。価格も安価で施工性も良く、オフィスデザインでは多様されています。ちなみにタイルカーペットとのコントラストが、よりお互いの領域を引き立てているようです。

  • ECマーケティング株式会社床・フロア

    石タイルでつくる床は目に見える質感をつくります

    オフィスエントランスから会議室にかけて人工石でデザインしました。白タイルは見た目にわかる素材の高級感をひきだし、斜めのラインでカットした木目柄の石タイルを使うことでシャープさも出す事ができました。白い床ではあるものの石素材という事もあり、雨の日の後はすぐに拭きとれる事など清掃メンテナンスは抜群に良いです。

  • 株式会社ユーコム床・フロア
    株式会社ユーコム床・フロア

    フローリングのようなタイルカーペット

    タイルカーペットをフローリングのようにプリントしました。こうすればOAフロアーの上からでも気にせずに施工可能です。配線の取り出しも気にせず大きなコストをかけずにフローリングのような風合いを演出できます。写真のような木目の染色感を表現する事も出来るので、変わったフローリングの風合いを見せる事ができました。