エントランスや応接室などに、ソファを用意しているオフィスが多くあります。近年では、働き方の多様化により、ワークスペース内にもフリーな場所を設けてソファでも仕事ができるようになっているケースもあるでしょう。
しかし、オフィスのソファ選びは、リビングのように「リラックス」できればよいわけではありません。デザイン・機能・メンテナンス性を考えるとなかなかぴったりな条件に当てはまる物が見つからないとお困りではないでしょうか。今回は、組み合わせの自由度が高く、オフィスにおすすめのソファをご紹介します。
イタリアの家具メーカーの1つla palmaの「ADD」です。la paimaは1978年にイタリア北部で創業しました。NASAで使われる精度の高いトランジスタ・カプセルを作っていた経験を元に、ハイクオリティでデザイン性の高いモダン家具を作っています。
ADDシーティングシステムは、さまざまなモデルを組み合わせられるソファです。
細くスッキリとした脚部とフレームに、座面と背もたれがついたシンプルな構造になっています。脚部とフレームは粉体塗装を施されたアルミニウム製です。座面と背もたれのカバーは難燃性で取り外し可能なファブリック、ソフトレザーまたはエコレザーから選択できます。
それぞれのモデルの向きや角度を変えて、横並び・円形などさまざまなレイアウトにすることができます。
トレイ、マガジンラック、ソケット用ボックスなどのオプションが用意されています。オフィスでパソコン作業やスマートフォンの充電などを行うときにも便利です。
リビングやカフェにいるようなくつろいだ気持ちで作業や商談を行う際にもぴったりです。軽やかさのあるデザインは、人の往来が多いオフィスでも圧迫感がなく広々とした印象の空間になります。
待合スペースには、背もたれなしモデルを組み合わせてもよいかもしれません。どの方向からでもアプローチできて使いやすいレイアウトです。
デザインを手掛けたのは、イタリアのFrancesco Rotaです。ミラノを中心に活動するデザイナーで、家具・照明などのプロダクトデザインにとどまらずオフィスや住宅のインテリアも行っています。
ADDは、彼の代表的な作品の1つであり、2016年のドイツデザイン賞やコンパッソドーロデザイン賞など、数々の賞を受賞しています。
活動的な場でもあるオフィス。くつろぎだけでなくアクティブな動きにも対応するソファをこだわって選んでみてください。快適性や作業効率も上がり、豊かなコミュニケーションを促すきっかけを生み出すアイテムとなるのではないでしょうか。
出典:lapalma
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