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経年変化を楽しむチェリー材でオフィスにやさしさを

木の温もりを感じるインテリアを、オフィスにも取り入れてみませんか?

1日の長い時間を過ごすオフィスだからこそ、快適性・居心地のよさが大切です。心身ともに健やかに働くことは、現代のワーカーにとって重要な課題とも言えます。

無機質な素材で構成されることの多いオフィス空間。健康経営やウェルビーイングな働き方を意識するなかで、近年では木質内装材や家具をふんだんに取り入れた、ナチュラルなインテリアも増えています。

 

「木」の素材といっても、その種類は多種多様です。オーク・ウォールナット・メイプル……。樹種や塗装の違いでも、その表情は大きく変わります。今回ご紹介するのは、赤味のあるミドルブラウン色の「チェリー」です。

 

床材や家具などに使われる「チェリー」は、北米産が多く「アメリカンブラックチェリー」「ワイルドチェリー」と呼ばれています。

艶がある赤味がかった色と木目が美しく、家具や内装材として人気の高い樹種の一つ。加工性がよく、なめらかな質感も家具や内装材として使いやすいポイントです。

また、世界三大銘木「ウォールナット・マホガニー・チーク」と引けを取らない高級感のある見た目です。

 

チェリー材の最大の特徴は「経年変化が大きい」ことです。紫外線により、時間がたつほど赤味が増していきます。ある程度変化すると色味は落ち着きますが、使い始めとは大きく色が変わり、インテリア空間の変化を楽しめます。

味わいが増していく様子はその場所で過ごす人の思い出となり、オフィスであればともに成長していく感覚を味わえるのではないでしょうか。

WORK KITでは、そんなチェリー材を使ったオフィスデザインを手がけました。

 

オウレットラボ合同会社

深みのあるシックな色合いのオフィス。床やデスクにチェリー材を使用しました。高級感のある色味が、オフィス全体に上品な統一感を与えています。

 

ワークデスクや収納・ディスプレイ棚はすべてチェリー材で造作しました。素材だけでなく、天板の面取りなど、細部の仕上げにもこだわっています。シンプルなデザインですが、意匠性へのこだわりが美しさを引き立てくれるでしょう。

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