アートな世の中会議 Vol.1 〜オフィスにアートを取り入れよう〜
LIVE DESIGN STUDIOで「アートな世の中会議」を開催しました。この会議は、株式会社NOMALさんのアート事業『WASABI』が主催です。第1回目はオフィスとアートの関係性について。アートを通じた創造性とパワーをビジネスに活かす。そんな事例をシェアすることをテーマに、異なる職種の方々が集まりました。
「働き方改革」が叫ばれるなか、ここ最近、働き方への関心が高まっています。では実際に働き方改革をするためには、何が必要なのでしょうか?働く人が集まる場所であるオフィスでは、社員が居心地良く働きやすい空間づくりをすることが大切です。内装だけで考えてしまうと、フリーアドレス席やカフェテリアのあるオフィスなど、機能的な部分はどうしても似通ってしまいます。
しかし、もしそこにアートが加われば個性が生まれます。会社の個性を伝えるツールとして、社員が会社のビジョンを共有でき、訪れた方々にも感じてもらうことができるのがアートの魅力です。
実際のオフィスにアートを取り入れたプロジェクトをご紹介。壁に企業理念や今後の目標をアートで表現したオフィスは、そこで働く人々が自分たちの会社をより身近に感じられる空間へと変わります。
お題を決めて各テーブルごとにディスカッションも行いました。
この日はLIVE DESIGN STUDIOに、書家である白石雪妃さんのアート作品をディスプレイ。伝統的な書の世界を伝えつつ独特のスタイルを持ち、音楽芸術や美術とのコラボレーションなどの取り組みを行なっています。
書の線が持つ力強さや繊細さ、余白が際立つ作品の数々です。
この日のためにデザインされた書道アート作品。円をモチーフに、墨の濃淡やかすれ具合が書道ならでの個性を生み出しています。
それぞれの価値観で働き方や暮らし方が多様化し、コワーキングスペースやノマドワーカーが増える昨今。「社員同士の会話のきっかけとなるようなアートがオフィスに描かれていたら嬉しい」という声がたくさん聞かれました。アイデアの種はそういった些細な会話の中から生まれ、イノベーションを加速させる力をアートは秘めているといえるでしょう。オフィスにアートを取り入れることは、会社の個性を伝えることはもちろんのこと、社員同士の共通ビジョンを浸透させることにも繋がります。
次回は【室井俊二×山口周】 美意識がないビジネスは駆逐される時代へ 〜アートが経営をどう変えるのか〜
現代アートの宿『大黒屋』の室井俊二さんと経営コンサルタントの山口周さんが登壇します。
2月7日(木)19:30-21:30 *開場19:00
https://artnayononaka02.peatix.com/?lang=ja
アートな世の中会議 |
「アートを通じた創造性とパワーをビジネスに活かせるような事例をシェアし、検討する」ことをテーマに、定期的にイベントを開催。 |
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