オフィス空間は、基本的に手を加えなければ単調な仕上がりとなっています。ある程度予算を確保し、リアルな素材を使って全面的に表装を変えたいがそこまで予算を回せない場合があります。ここでおすすめするのはコストのバランスを考えて「1面だけ演出する事」です。今回は特殊塗装でアクセントを入れた一部をご紹介します。
特殊な技術で0から時間をかけたイメージへ、風合いを作り出していきます。いつも作り手の現場はなによりも刺激になります。
熟練工の絶妙な「ローラー塗り」で上下塗り分けすれば、のっぺりした壁に表情が入ります。
手書きの文字ペイントでひと手間加えると、工業製品の仕上がりでは出せない独特な「味わい」が広がります。
きちんと手入れして管理された筆達は職方さんの仕事へのスタンスが見え、仕上がりの精度も見えてきます。
個性的な「アートペイント」は、描き手とクライアントの会話の中で見えてきた空間の意図を表現していきます。
<番外編>
オフィスの一画に特殊塗装で復元されたオブジェを壁面に取付けました。アナログ作業で時間をかけて作られた「モノ」には意味があります。
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