家の玄関がその家の顔であるように、オフィスのエントランスもその会社の顔であるといえます。
従って初めて訪問する新規取引先の担当者が訪れた場合、入り口に入った瞬間にその会社のイメージは出来てしまいます。
会社にとってエントランスは重要なのです。
会社を新しく作るような場合、オフィスデザインにこだわって、そこに高い予算を投じることも決して無駄ではありません。
色によってもいろいろとイメージが変わるものです。
例えば、白を基調にオフィスデザインを考えた場合、清潔感、理知的、可能性などといった象徴となります。
白は病院などで多く使われており、清潔で理知的なイメージがあります。
また、青の場合、静寂、深さ、涼しさなどが感じられます。
青は気持ちをしずめる効果もあり、精神的にも落ち着ける色です。
また、黄色を基調にした場合、イメージは明朗、快活、躍動などとなります。
従って訪問してきた人に、会社の若々しさや華やかさをイメージさせることが出来ます。
オフィスにとって素晴らしいエントランスとは、取引先などの訪問者にこんな会社と取引したいと思ってもらえたり、自社の社員に毎日頑張ろうというという気持ちを起こさせたりすることです。
さらには入社を希望して面接に来た人にここで働きたいと思わせることも必要です。
そのためには、オフィスデザインに工夫を凝らすことで達成されます。
注意すべき点の1つが照明で、これによって表情も変わります。
照明を明るめにすると、社員のやる気がアップします。
受付が無人の会社の場合、無機質になりがちですので、観葉植物などを置くなどして柔らかい印象にすることがおすすめのオフィスデザインと言えます。
また、エントランスは外部者の出入りが多いため、機密情報を管理する部署などの部屋を近くにしないことも必須になります。
オフィスのセキュリティーの対策もしっかりしておくことが社員の安心にも繋がります。