オフィスは、広い方が働きやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、小規模オフィスにはメリットがあります。
1つ目のメリットは、低コストであるということです。
オフィス用品も必要最低限で済むため、低コストに抑えることができます。
大規模オフィスであれば、何百万も投資しなければならないことも、小規模オフィスであれば、揃えなければならない物もそれほど多くはありません。
そのため、オフィスレイアウトにかける費用も低コストで済むのです。
2つ目は、デザインを統一しやすいということが挙げられます。
大規模オフィスは、たくさんの家具を配置することになるため、色やデザインを統一することが難しいです。
しかし、置く物が限られている小規模オフィスは、簡単にデザインを統一することができるでしょう。
しかし、色と素材のバランスを考えなければなりません。
3つ目は、生産性を高めることができることです。
狭い空間だからこそ、社員同士のコミュニケーションが取りやすく、デスクを仕切りで区切るとプライベートな空間をつくることができます。
このように小規模オフィスには様々なメリットがあるため、無理をして大規模オフィスにする必要はありません。
小規模オフィスのメリットを最大限に活かしたオフィスレイアウトを考えましょう。
企業のオフィスの広さは企業規模や業種によって様々ですが、小規模のオフィスレイアウトは面積が限られているため、小規模オフィスにあったレイアウトが必要になります。
オフィスレイアウトを考える際に、最初に考えるべき場所は、来客者との打ち合わせスペースです。
小規模であれば、理想のオフィスレイアウトがあっても、置ける家具が限られています。
そのため、置きたい家具を置き、無理やり打ち合わせスペースを設けるとなると、来客者を狭いスペースに押し込むことになってしまうのです。
オフィスレイアウトを考える際には、早い段階で設置の有無を決めましょう。
収納スペースの確保も必要です。
書類や資料などの紙類は、デスクや引き出しを埋め尽くします。
小規模オフィスは、紙類を廃止してスキャンでPDFデータとして保存、管理をしてみてはいかがでしょうか。
片付けが苦手な人でも、デスクが汚くなることがありません。
物が綺麗に片付いているオフィスは、小規模であっても広い印象を与えます。
また、トイレもこだわりたいものです。
小規模オフィスは、トイレが1つしかない場合があり、男女共有という企業もあるのではないでしょうか。
そのような企業は、女性に対する配慮が欠けてしまいます。
男性は気にしないことも、女性は気になり近くのビルのトイレを利用する人もいるのです。
使用しづらいと感じると、働きにくく感じます。
小規模オフィスであっても、男女間のプライバシーを守るために男女別のトイレを設けましょう。
最近の企業では、オフィス内に就寝スペースや仮眠スペースを取り入れていることがあります。
徹夜で仕事をすると、そのままデスクで寝てしまい、次の日に身体がしんどいと感じることもあるでしょう。
就寝スペースや仮眠スペースがあると、疲労度の蓄積が変わります。
効率よく仕事をするためにも、疲労を少しでも軽減させることができる就寝スペースや仮眠スペースを設けてみてはいかがでしょうか。
小規模オフィスにありがちなレイアウトは、置きたい物を置いて通路を最小限にすることです。
通路が狭いと、人が通るたびに椅子を移動し、人とすれ違う際も気を使い合いながら過ごさなければなりません。
図面でしっかりと確認し、オフィスレイアウトを考えましょう。
図面でオフィスレイアウトを考えるときは、最初にデスクやコピー機、什器、収納スペースを確保します。
一度、図面でオフィスレイアウトを考えることで、通路が狭い、窮屈など改善をする箇所に気がつくことができるでしょう。