オフィスのレイアウトプランを検討する際には会議室や各種設備、デスク形状やサイズによって基準となるゾーニングや動線計画が必要です。ゾーニングや動線を無視したオフィスレイアウトになってしまうと業務効率の悪いプランになりがちです。オフィスデザインをお願いする設計会社でもそのようなノウハウの無い会社も多く存在します。オフィス関連の設計に経験の高い会社であれば、業種や関連部門い関する事、日常的なオフィスでの行動範囲確認を踏まえた上で設計してもらえます。またアドバイスなども加えて提案してくれる事も多いでしょう。お願いする際にはオフィス設計に関する実績などを確認してみる事も依頼する会社を選ぶ方法のひとつです。また会社として実績があっても、担当者として実績ない場合は会社としてどのような体制やケアがあるのかも確認しておくポイントとなるでしょう。
オフィスの設計やデザインをする際に感知器やスプリンクラーなどの消防設備を設置するだけで好きなようにデザインをして良いわけではなく、ビルによっては壁や床に使う素材にも制限があります。素材に関して不燃素材を使用しなくてはならないというビルの場合、実はよく見かける壁紙にも不燃、準不燃という素材にわけれており、海外製品などは不燃仕様でない壁紙も多く存在します。また、無垢や突板などの木素材にもそのような加工が施されている物、そうでない物も多数存在しております。そうした素材で構成されているという仕上げ表や不燃の認可が取れている製品証明書や素材に直接張る認定シールなどを義務付けているビルも数多く存在します。こうした消防に関する要素を確認しながらデザインの仕上げを考える事は経験や知識が必要となるため、オフィスデザイン会社に任せることで、入居ビルの防災要件を把握しながらプランや素材を選定しデザインをしてくれます。
オフィスデザインの会社に依頼する事で環境に応じたオフィス家具の提案をしてもらうことが出来ます。オフィス関連事業の多い会社は年に数回、各メーカーの新製品発表会や勉強会などにも参加しているので機能を含めた提案をしてくれます。長時間のデスクワークやミーティングスタイルに合わせた家具の提案、またITツールを絡めた提案も出来ることが強みです。特にオリジナルやワンメーカー推しよりも、各メーカーの製品を一緒に検討してくれるデザイン会社はおすすめです。
オフィスデザインをする会社でも時折、設計費無料という会社をみかけます。ちょっと考えると設計する設計者やプロジェクトマネージャーの費用ってどこから捻出しているの?
工事依頼や家具を購入する代わりに設計費を無料とする会社もあるでしょう。しかしながら工事や家具を依頼するボリュームによっては作業内容が異なりそうですね。設計やプロジェクト管理業務は法令やビル基準など、入居者を守る立場でもあります。無料の場合でも、きちんと設計関連の費用や役割を話し合った上で委託しましょう。
WORK KITのオフィスデザイン業務は経験豊富なプロジェクトマネージャーがタスクやスケジュール・コスト管理を進めていく事で、オフィス移転やリニューアルが円滑に進むようにサポートをしております。
社内はもちろん、フリーランスを中心としたデザイナーや様々なジャンルのクリエイターとのコラボレーションで幅のあるオフィスデザインをご提案する事が可能です。またメーカー問わず、機能面やコストに応じたオフィス家具をご提案することも可能です。こうした専門性やクリエイターが参加してデザインをするというバランスのとれたオフィスづくりが支持されています。