「照明」を活用した会議室のオフィスデザイン

照明で印象がガラッと変わる

会議室のオフィスデザインやオフィスレイアウトを決める際、まずはテーブルやチェアなどのオフィス家具のカタログを手に取るという方が多いのではないでしょうか。
続いて、カーペットやパーティション。
確かに、これらは体に触れる機会が多いものですから、じっくり選ぶのが大切です。
照明は直接触れて使用しないため、そこまで重要視されないこともあります。
しかしながら、実は、空間の印象をガラッと変える重要なインテリアなのです。

空間イメージを作る、照明の「色合い」

照明を3つの色合いに分けると、昼光色・昼白色・電球色があります。

・昼光色=やや青みがかった白色、さわやかさ、集中力を高める
・昼白色=自然光のような温かみのある白色、ナチュラル、活動的
・電球色=オレンジがかった白色、リラックス、安らぎ

会議室では、一般的に昼白色の照明が使われています。
企画のプレゼンテーション、ミーティングや商談、ディスカッション。
昼白色は、これら全てのシーンで使うことができる、万能な色合いだからなのです。

照明を活用した「カフェスタイル」の会議室

会議室の使用シーンを考える

会議室の照明は、使用シーンを考えて決めることが重要です。

・企画のプレゼンテーション
・ミーティングや商談
・打ち合わせ
・ブレーンストーミング
・ディスカッション

これまでの照明は、あらゆるシーンで使える「昼白色」が一般的でした。
しかしながら、カフェスタイルのオフィスのように、リラックスした状態で意見や考えを引き出す空間を目指すなら、「電球色」の照明を取り入れた会議室にするのも良いでしょう。