オフィスの広さと一人当たりスペースの関係性とは

オフィスの空間が快適度を決める!

社員1人1人が快適と感じるオフィスには、適度な「間」があることをご存知でしょうか?
オフィス全体のレイアウトを組む際に最重要なのがこの「間」。
つまり空間の余白部分、物を置かないスペースです。
空間の目安は全体の70%で、それより低いと人は窮屈さを感じ、間があればあるだけ、快適指数は高まると言われています。

レイアウトタイプを選ぼう

個人スペースのレイアウトは大きく分けて3つあります。
部署の役割に合わせて選びましょう。

【スタンダードタイプ】
1人1人、個別のデスクを持つ一般的なスタイルです。
メンバー間のコミュニケーションがとりやすい点で、
事務系(人事、総務)の部署に取り入れやすいタイプです。

【フリーアドレスタイプ】
席を固定せずにオフィスにいるワーカーが空いている席に座って仕事するタイプ。
外回りや出張などが多い営業職では、社員数よりも少ないスペースでレイアウトできるため、
スペースを有効利用することができます。

【クリエイティブタイプ】
デザイナーや編集などのクリエイティブ職に適したスタイル。
背面構成なので1つのチームを作りやすく、
製作時もミーティングがしやすいのが特徴です。

社員1人当たりのワークスペースは?

社員1人当たりのスペースは、ワークスペースの面積÷社員数で計算しましょう。
デスク1台の寸法は幅1000×1400mm、奥行600×800mmが一般的です。
これに人が動く際に快適とされる可動スペースを含め、 1人当りの必要スペースはおよそ幅1200×奥行1500mmとなります。
これがオフィスレイアウトの基本になりますので、 計画の際は参考にして、デザイナーとディスカッションすることで、形にしていきましょう。