オフィスレイアウトに必要なフレキシビリティ

ワークスタイルに適したレイアウトを

メンバーの増減が頻繁に起きる部署では、スペースにムダが出たり、
反対に座席が足りなくなったりといった事態が起こりがちです。
しかし、だからと言ってその都度大がかりなレイアウト変更を行うのも
現実的ではありません。
こうしたロスや負担をできるだけ無くし、スペースを有効活用するには、
作業内容やワークスタイルに応じて最適なレイアウトのポイントをおさえましょう。

その1・スタンダード

最もスタンダードなのは、各自が個別にデスクを持ち、定席とするスタイルです。
いわゆる「島」としてまとまると部署毎の見分けがしやすく、
メンバー同士の意思疎通が容易になるので、総務など一般事務職の部署や、
電話オペレーション作業で採用される例が多いものです。

その2・フリーアドレス

フリーアドレスタイプは、個人に定席を割り当てず共用とし、
その時々で空席を使う方式です。
外回りで留守がちな営業部署などでは、席数を必要最小限におさえることで
省スペース化のメリットが大きいとされます。
また、勤務日が不規則なスタッフが多い場合、日によって人数が異なるときも
状況に応じてスペースを有効利用することができます。