トヨタコネクティッド株式会社の東京のスタートアップ企業との連携や技術開発、シェアオフィスの交流を目的とした新拠点「GLIP」。
ここは東京から世界への繋がり、グローバルに人が集い、イノベーションを促進する場となっています。今回はアジャイル型のオフィスで、エコ素材を使用したこだわりのスツールや可動性のある造作家具にフォーカスを当ててご紹介。

 


執務エリアの家具は、アジャイル型のオフィスに相応しいように車輪で移動できるようになっています。ニュートラルな空間を意識しながら、車をモチーフにコーポレートカラーをアクセントにした可動性の高いスツールをデザインしました。マテリアルなどで素材感を活かし、意匠性にもこだわっています。

 


オフィスチェアに関してはリユースして張地を張替えて使用。新規で揃えるのではなく、長く使えるように生まれ変わらせることで、自然環境にも配慮したオフィスであることをアピールさせます。

 


Global Leadership Innovation Place(GLIP)は、「リアルな価値創造のためのリアルな出会いと共創によるイノベーション実現の場」のコンセプトを軸に、変化する空間や家具で構成されています。働く人々が使いやすいように自由なレイアウトができ、自然なコミュニケーションを誘発し刺激溢れるオフィスとなっています。

2022年5月に、東京都は「首都直下地震等による東京の被害想定」と「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定」をました。東京に限らず、大地震をはじめとした自然災害への備えは、企業にとっても必須業務の一つとなっています。

参考:東京都防災ホームページ

 

企業における防災対策は、国の防災基本計画で推進されています。BCP(事業継続計画)の一環として、対策を進めている企業も増えているようです。「防災担当者」に任命されている方もいるかもしれません。
しかし具体的になにをどう対策すればよいか、迷う方も多いのではないでしょうか。

 

KOKUYO(コクヨ)では、企業の防災対策を具体的にサポートするサービスと商品を提供しています。けして主役ではない「防災用品」をワークスペースや働き方に合わせて、カスタマイズできる収納と防災グッズ「PARTS-FIT(パーツフィット)」です。

 

コクヨのバーツフィットは「基本備蓄」「深堀備蓄」「拡張備蓄」に分類した備蓄品と、それを収納する家具を組み合わせたものです。備蓄品を入れているダンボール箱もパターン化されているため、収納スペースを無駄にしない計画が可能となります。

 

内容物が一目で分かるように、イラストのアイコンとはっきりとした大きな文字でラベリングされています。被災時に担当者が不在でも、すぐに発見できるため安心です。これまでは一箱に12・24・48とダース単位で物が入れられていました。パーツフィットは「30個入り」など、在庫管理がしやすい単位の入数になっています。

 

また個人に対応した「備蓄セット」を1日分+追加2日分でつくり、計3日分の組み合わせができるようにしています。保管スペースの広さやそれぞれの企業防災計画に基づいて、カスタマイズしやすいでしょう。

 

そのほか、次のようなものもラインナップされています。

・安全に避難するための避難セット

・深層備蓄:基本備蓄の周辺用品。紙コップやトイレットペーパーなど、基本備蓄の使用を補助するもの

・拡張備蓄:救急用品など、基本備蓄の不足要素を補うもの

・収納用ダンボール箱

 

さらに企業の規模や特性にあわせて、どのような防災対策を計画・導入すればよいかをサポートするサービスも提供。パーツフィットを導入後も、在庫管理や期限通知サービスなど継続的な支援もおこなっています。

東日本大震災では、首都圏でも交通機関がマヒして多くの方が帰宅困難者となりました。地震だけでなく、大型台風や集中豪雨、大雪などの災害はいつどこで発生するか分かりません。従業員の命と生活を守るための防災対策は、これからのオフィスにとって必須項目となるでしょう。ぜひ一度、防災について考えてみてください。

 

【関連記事】オフィスの防災対策は万全ですか?安心して働ける環境を見直そう

働き方の多様化にともない、フリーアドレス制を導入する企業も増えてきました。テレワーク・リモートワークと出社を交代でおこなうハイブリッドワークも、多くの企業で定着してきています。

そのようなオフィス環境では、固定のデスクやキャビネットを持たないケースも考えられます。働き方が変わる今、収納は従来通りでよいのでしょうか?

USMのモジュラーシステム「USMハラー」は、これからのオフィスで重要なポイントとなる可変性のある収納家具です。オフィスの収納をフレキシブルに変化させる家具の魅力を探ってみましょう。

 


USMは1885年に創立されたスイスの企業です。品質のよさ、普遍的なデザイン、環境に配慮した技術力は世界的な評価を得ています。2001年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに選ばれました。

 

USMハラーの基本構造は次のパーツで構成されています。

・スティールチューブ(クロームメッキ)

・ボールコネクター(真鍮)

・スティールパネル(パウダーコーティング)

 

モジュラーシステム家具であるUSMハラー。パターン化されたサイズのフレームとパーツを自由に組み合わせて、オフィスのあらゆる空間にマッチした収納を実現します。カラーは14種類から選べるので、企業のイメージにあわせて空間を鮮やかに彩ってくれるでしょう。

 

コンパクトサイズの収納の組み合わせも可能。社長室や役員室をスタイリッシュに見せる収納として、あるいは在宅ワーク用の収納としても使ってもよいでしょう。また同じモジュールのデスクシリーズも展開しているので、ワーカーに必要な家具をトータルコーディネートできます。

 

階段状に組み合わせて、ベンチ使いをするなど、活用方法の幅が広いのも魅力のひとつです。

 

ストレスの積み重なりやすいオフィスでは、リラックスできる環境も重要なポイントです。USMハラーのユニットに組み込める「ワールド・オブ・プランツ」を取り入れて、オフィスに植物を気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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オフィス家具や室内建材を対象とした国際的な環境基準である「グリーンガード認証」と「Cradle to Cradle認証」を取得しています。今後、サステナブル(持続可能)なもの、エシカル(倫理的)な商品を購入し、環境や社会へ配慮する取り組みは、企業にとって当たり前になります。USMハラーは、企業の姿勢を表現するアイテムとしてもおすすめの商品です。

 

 

 

オンライン会議や商談は、今やごく当たり前の方法としてオフィスで行われています。
そこで問題になるのが、聞こえにくさや周囲への音配慮ではないでしょうか。ガラス張りでデザイン性の高い会議室でも、意匠性を損なうことなく音環境を改善する吸音材をご紹介します。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社と株式会社イトーキの共同開発品でつくられた、ガラスに貼れる吸音材「iwasemi™ HX-α」。話しやすいクリアな音環境を実現してくれます。

 

「iwasemi™ HX-α」は、ガラスに囲まれた空間での反響音を吸収するパネルです。音響メタマテリアル技術を応用してつくられ、ガラスの反響音を抑える効果があります。

 

グラスウールなどの多孔質構造の一般的な吸音材は、意匠性が損なわれることが多いでしょう。一方「iwasemi™」は共鳴構造を採用し、ステンレス鋼やアクリル・ABS樹脂など様々な素材で作れるので、デザインの幅が広がります。

 

「iwasemi™ HX-α」の名前の由来は、松尾芭蕉が詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」にあります。現代のしずかさを、ぜひiwasemi™で体感してください。

 

一般的な吸音材に比べて、低帯域から広帯域まで高い吸音率を示します。また吸音材を厚くしなくても吸音率を上げられるので、薄型化が実現できるでしょう。

 

WORK KITでは、この「iwasemi™ HX-α」を使ったオフィスデザインを手がけました。

トヨタコネクティッド株式会社

ガラス張りの会議室に「iwasemi™ HX-α」を導入。人の声に含まれる500~1000Hzの周波数帯で、約40%の残響時間を低減させられました。WEB上でも、相手にクリアな声を届けることができると同時に室内での会話もしやすくなるでしょう。

 

株式会社アイメックRD

「先進×有機」をコンセプトにしたオフィスデザインで、白を基調にした空間に先進的なアイテムやカラーを加えています。会議室のガラス壁には、意匠性の高い吸音パネル「iwasemi™ HX-α」を貼りました。機能性とデザイン性の両立が叶えられたオフィス空間です。

*:iwasemi及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。

 

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